DVD

JB最高の魂(ソウル)を持つ男

映画

「ジェームス・ブラウン 最高の魂を持つ男」

のレビューです。
主演 チャドウィック・ボーズマン 「ブルース ブラザーズ 」のダン・エイクロイド他

ジェームスブラウン(以下JB)のサウンドは、最も多くサンプリングされており

彼に影響を受けていないポップミュージシャンはいない

とさえ言われている。
アフリカンアメリカンとインディアンの血を持つJBは、貧しい家に産まれ
母親から幼い頃に棄てられる。16歳。教護院での服役中に、ボビー・バードと知り合り
ゴスペルグループに参加。その後1956年にリリース「プリーズ・プリーズ・プリーズ 」が
ミリオンセラーとなるが、彼の全国的な成功はレコード会社の反対を押し切り出したライブアルバム
『Live at the Apollo (1962)』であった。

映画では、冒頭からアメリカ南部の森の中、
母親と遊ぶ子供のJB

「お前は空腹なんかじゃない、
お腹の中の精霊がくすぐるからそう感じるの。」

ブラックミュージックには、スピリチュアルな信仰が切り離せない

1950年代から活躍しこの映画でもリトルリチャードのライブ休憩中に
舞台をジャック、フェイマスフレイムズとして

「カレドニア」を歌うシーンは圧巻

ベトナムの兵士を慰問するシーンでは、砲弾飛び交う戦地を輸送機で基地に向かう途中に
怯えるメンバー達に話すJBのセリフが面白い。産まれた時は死産の如く、お尻を何度も叩かれた末、ついに泣き始めた という逸話を持つJBがいわく

「俺は一度死んでいる、だから二度は召されないさ 俺たちは安全だ」

音楽好きなら楽しめるはずです。

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